当法人は令和8年4月、設立40周年を迎えました。
この40年の歩みは、法人の独力で築いてきたものではありません。お客さま、ご家族の皆さま、地域の皆さま、そして関係機関の皆さまに支えていただいた賜物であると深く感じています。
永寿福祉会は、お客さま一人ひとりが私たちの出発点であるという考えを、法人の原点として大切にしてきました。お客さまの年齢や置かれている状況、歩んでこられた人生はお一人おひとり異なります。このため私たちは画一的な支援ではなく、「目の前のこの方にとって何が最も大切か」を考えることから、すべてを始めています。
また、永寿福祉会は、地域に根ざした存在として在り続けることを使命としています。地域の声に真摯に耳を傾け、支援が必要な方にとって「身近で、頼れる法人」であることを大切にしてきました。地域福祉を担う法人として、「ガラス張りの永寿」を目指し、誰に対しても誠実であることを心掛け、説明責任を果たし、信頼に応えていく姿勢を続けてまいります。
社会や制度、そしてお客さまの暮らしは日々変化しています。永寿福祉会はその変化に立ち止まることなく、日に新たに、お客さまが望むサービスを考え、提供し続けることを大切にしています。現場での気づきや工夫を積み重ねながら、これからの福祉に必要とされる支援のかたちを創り続けていきます。
そして何よりも、こうした取り組みを支えているのは現場で働く従業員一人ひとりです。従業員の豊かな生活をつくることが、より良いサービスにつながると私たちは考えています。従業員が安心して働き、成長を実感できる環境を整えることが、結果としてお客さまへの質の高い支援につながると信じています。
永寿福祉会はこれからも、人を出発点に、地域とともに歩み続けます。
社会福祉法人永寿福祉会 理事長 村田 聡